2007年 12月 30日
氷上の妖精

晴れ
フィギュアスケートの世界選手権の代表選考会をかねたショウーがおこなわれた。
テレビでみる三日目のエキジビションは 赤や青の照明が当てられ、生の演奏のなか
美しい衣装で舞う姿は幻想的で溜息がでるほど美しい。
わたしは 何が美しいといって これほど美しいもはないとおもっている。
氷上を衣装をなびかせ、流れるようにすべり、指先、腕の情感豊かな表現には息をのむ。
あの、かわいい浅田真央ちゃんのすらりとのびた手脚と笑顔は万人の心を明るくさせてくれるであろう。
安藤美姫さんは エキゾチックで大人の魅力がある。
高橋大輔くんは男性の情感表現がすばらしくうまくて見る者を酔わせてしまう。
この3日間は 美しいものを見せていただいた。
宙に舞いあがる高いジャンプは、人間技とは思えない。
人間って何と素晴らしいのだろう!と感動する。 人間ばんざーい!!

2007年 12月 29日
12月29日

12月29日(土)
雨、嵐
年の瀬になっても雪がすくない。
天気予報では北海道は今日から荒れると言っていた。
猛吹雪になるのかと思ったら、朝の雪からいつの間にか雨にかわっていた。
気温は高いようだ。
昼頃、近くの郵便局まででかけた。
長靴にゴアテックスの雨合羽,傘といういでたちである。
北海道の暮れに、夏の雨の日のような出で立ちははじめてである。
いつもの冬なら軽いキルトの半コート、毛糸の帽子、滑らない短靴と温かくて軽快な服装なはずである。
歩道は雪が解けて 水害のようだ、やはり長靴を履いてきて正解であった。
時折、突風がきて傘ごと身体まで飛ばされそうになる。
殴りつけるような雨で、傘などさせないから 濡れるままである。
これも、合羽を着てきて正解であった。
これで買い物もすべて終え、夫婦二人の静かに質素な正月をむかえることができそうだ。
健康で平凡な日々が何よりのシアワセだと思っている。
2007年 12月 28日
メタボの鴨

5:45 2007/12/28(金)
先日、テレビで 上野のしのばづ公園の鴨が メタボで太り過ぎで
渡りが出来ないと言っていた。
茶色の頭をした 丸々とした ヒドリガモが よたよたと歩いている光景がうつされた。
初めは、エッ!鳥にも、とおかしくて笑っていたが、笑い話ではすまされない。
寒いシベリアへ渡って子育てをするヒドリガモが 渡りが出来なくて東京で過ごすとなると
東京の暑さには絶えられなくて「死」しかないそうだ。
そもそも、メタボは人間が餌さをやることが原因である。
しのばず公園では担当の人が巡回して餌やりを注意していたが
「餌やりをしてなにが悪いんだ」と反抗していた。
中島公園を愛するnakapaさんにおききしたら 中島公園の緑色の頭のマガモもメタボだそうです。
でも、マガモは札幌で子育てをしているから 渡りはしないんですね。
でも、動きが鈍くてカラスや猫に襲われる事になりますものね。
いづれにしても人間の勝手で自然界を壊していることに気がつかねば。
2007年 12月 26日
タンゴの夕べ

あたたか 歩道はつるつるだが車道には雪がない
25日のクリスマスには札幌シニアネット・サロンで
「タンゴに生きて」と題して あるドイツ人音楽家の愛の世界の映画が上映された。
HBC製作ヒューマンドキュメンタリー 「天国から届いた手紙」である。
世界的に有名なドイツの『アルフレッドハウゼ』タンゴオーケストラの主席バンドネオン奏者である オットー・ヴィットさん の半生である。
晩年を、奥様のヴィット伸子さま の故郷札幌で10年ほど過ごされたが、1992年に74歳で亡くなられている。
映画ではドイツ激動の時代や、異郷の地での札響との音楽活動、伸子さんや、お譲さんなどの映像が紹介されている。
そしてハギレの良いリズミカルなタンゴの名曲がながれてくる。
映画を終えてからは、お招きした伸子夫人の解説を交えながら 在りし日のヴィットさんの想いでや 貴重な録音のコンチネンタル・タンゴの曲をきかせていただいた。
また、伸子夫人の品のよい美しい語り口からヴィット氏とは30歳の年令差はあるが
高い精神性で結ばれているご夫婦であることがうかがわれた。
私は、札幌に世界的に素晴らしい音楽家が いらしたことを知らなかった。
今宵は素晴らしい音響でタンゴの名曲を聞かせていただきとてもいい日であった。
イルミネーションの灯る帰路、コートの襟をたてながら星空を見上げると
天空からタンゴの美しいメロディーがながれてきた。
ヴィットさんに関する画像は著作権の関係で掲載することができません。
でも、あの美しいポスターを皆さんにお見せしたくて 高木さんにお願いしてあります。
もしOKがでましたら 後日掲載させていただきます
こちらの写真の承諾をえました。

2007年 12月 22日
老後

19:48 2007/12/22(土)
甘い香りを楽しむマルメロ大好き、
先日、ジェイコムのサービス担当の方が見えてテレビをジェイコムに切り替えませんかという説明をしてくださった。
そのパンフレッドを観て驚いた。
それには、魅力的な機能がいっぱいある。
なかでもテレビ番組が数え切れないほど何十種類とある。
映画、スポーツ、ドキュメンタリー、歴史、旅、などなど専門分野が。
・・・が、私は夜は早く寝てしまうし、昼間は出掛けることがおおいので じっくりと落ち着いてテレビを見る機会がすくない。
まあ、今は見れないけれどそのうち もっと歳をとって家にいることが多くなったら 映画三昧でいいだろうなあーと思った。
この説明にきてくださった方は とても明るくて爽やかな好青年である。
年のころは30代なかばで仕事にも熟練していて 何より説明がわかりやすい。
決して無理にすすめるわけでもない。
こちらの都合で何度か足を運んでもらっているのでむげに断るのも悪い。
それとなく
「ウワー、すごいこんなに楽しい番組がたくさんあるんですか、
そーね~、老後になったらこういうのはいいでしょうね、だから今はまだ見る時間がないんですよー」と。
しばらくしてから気がついて
「あっ!今60?才だからもう老後でした」
「まだ、4,50歳のつもりでおりました」
私はあまりの落差に自分がおかしくてカラカラと笑った。
と、その好青年も私以上に大口をあけて高らかな声で笑い転げたのである。
以前、100歳を過ぎた金さん、銀さんがコマーシャルの大金は、老後のためにとっておきます、
と言って、逸話となり語りつがれているのを思いだした。
結局、やぎ髭おじさんはテレビが好きなので契約をするはめになった。
2007年 12月 19日
かれい

2007/12/19 (水)
海辺に住む親戚から 生のかれいが どっさりと送られてきた。
ハッポースチロールの箱のふたを開けるとプリプリとした肉厚のかれいが
何枚かわからぬがたくさん入っている。
今ではかれいも高価なのでめったに買う事がない。
それに私達夫婦は山育ちなので魚は好きだが魚料理がへたである。
こんなにたくさん どうやって保存しようと言いながら驚きと嬉しさで戸惑っていた。
かれいの顔をよく眺めているとひょうきんで面白い。
目玉が黒い方にだけふたつ並んで付いていてなんとも、泣き出しそうな顔つきである。
その日は外出なので夕方帰宅してからスケッチをして始末をしようと思っていた。
・・・が、帰宅すると 夫は気をきかせて全部頭をきりおとして冷凍したり、生干しにしたり、パソコンでかれいの料理を検索して美味しく煮魚にしてくれていた。
夫もかれいの顔は面白い顔をしているなーと、いっていた。
ユーモラスな顔は描けなかったが、私より上手でおいしい かれいの煮付けをいただくことができた。
2007年 12月 13日
「今年の漢字」

くもり
2007年の世相を漢字一つで表す年末恒例の
「今年の漢字」に「偽」がえらばれた。
私は、以前からこの漢字「偽」の成り立ちに
心理を見透かされているようで、驚きと不思議さをかんじていた。
人のため(為)に何かをすることは すべて、にせ(偽)である、と
なにかで読んだのである。
先人たちは人の心をよく捕らえているものだと感心している。
なるほどその通り、とうなずき
すべては 人のためではなくて、自分のためなのだということを教えられた。
あの食肉業者も「すこしでもみなさんに美味しい物を食べてもらいたい一心で研究をしてきました」と、
のべていたが、偽だったんですねー。
今年は食品をめぐる偽装が多かった。
漢字の由来は心理学を読むように面白い。
2007年 12月 09日
出張握りずし
昨日、12月8日(土)は フラ仲間18人ほどの忘年会もかねての 懇親会であった。
2時間ほどの練習を終えてから ここの会場に 出張して寿司を握ってくれるお店にお願いをした。
1時間ではあるが食べ放題である。
はっぴをきた粋なお兄さん二人が、プロの手さばきでどんどん握ってくれる。
何といっても、マイグラウンドでの握りたて、食べ放題、とは
何と贅沢で気楽で楽しい ひとときであろう。
美味しい寿司をいただいたあとは 唄って踊ってと楽しい宴の時間をすごした。
こんな楽しい仲間と、この1年に私は感謝をこめて「ありがとう」と言う。
又、同じフラ仲間の鶴さんの「鶴子のひとりごと」のブログには写真入で楽しい様子を紹介してくださいました。よろしかったらどうぞ下記よりご覧ください。
鶴子のひとりごと

2007年 12月 07日
雪
昨日は札幌の街にも やっと雪がふった。
と、いっても1~2センチ程度だが周りは白い景色につつまれた。
戸外を歩いていても 空気が柔らかになったように思う。
雪のない寒さは からっ風というのか 尖った寒さのように感じる。
夜になると大通りのイルミネーションも美しい。
・・・が、やはりキラキラと雪が舞うなかで見るのは幻想的で
いっそう、ロマンチックな気分にさせてくれる。
雪国で育った私としてはこの雪があるから
四季に めりはりがあって なんと素晴らしいのだろうと思えるようになった。

2007年 12月 01日
ポインセチアを買って
冷気
今日から12月。
めずらしく札幌の街には まだ雪がない。
が、空気は氷のように冷たい。
12月になっても自転車に乗れるなんてめずらしいことだ。
クリスマスの花 ポインセチアを 買って帰る。
鉢を抱いていると 燃えるような深紅の葉が 幸せな気分にさせてくれる。
赤い色が元気、やる気をあたえてくれる。
バラの花を口元にくわえた踊り子の気分。
