2014年 03月 08日
「船を編む」を読んで
「船を編む」を読んで
ちょうど、三浦しをん著「船を編む」を読み終えたころに、
夕べのテレビで、映画アカデミーショーに この「船を編む」が受賞したのをみた。
映画になっていたことは、知らなかった。
辞書編纂に情熱を注ぐ人間模様が描かれている物語。
なにより可笑しかったのは、
主人公の名前が、真面目すぎるほどまじめで、変人視されている「馬締光也(まじめ・みつや)」くん。
まじめ君は、ひたすら言葉の船漕いで 辞書を編集していく。
辞書つくりには何十年とかかる、ことを知った。
最近の私は辞書をひくことが無くなった。
すぐに、PCの検索で調べてしまうから。
この本を読んでいたら、辞書のあの薄いが柔らかい紙の感触がなつかしくなってきた。
映画で、馬締くんを演じるのは松田龍平くん。
この役で「主演男優賞」に選ばれた。
朝ドラの「あまちゃん」で演じていた役でも
寡黙で茫洋とした感じが、馬締くんにぴったりだ。
映画もみてみよっと!