2009年 11月 15日
映画「沈まぬ太陽」
どしゃ降りの雨、夕食は読売ビルの地下にある おでんやで、鉄瓶の熱燗も おいしかった。
映画「沈まぬ太陽」を見に行ってきた。
山崎豊子原作の「沈まぬ太陽」は 以前読んでいた。
ずいぶん前なので細かいところは忘れている。
実在のモデルを描いた
航空会社の不条理にも屈せず 正義を貫き通した男のものがたり。
たいがい、小説を読んでから 映画をみると心理描写などは省略されるのでがっかりすることが多い。
しかし、「沈まぬ太陽」は映像が勝さっていた。
例えば「あの御巣鷹山飛行機墜落事故の様子。
墜落寸前の大きく揺れる機内で乗客、乗務員が怯えるようす。
人間死を覚悟したときの様子、遺書を書く人、親子丸くなって抱き合う、
嬌声を張り上げて半狂乱になる人。
テレビなどでは 報道されなかった墜落した無残な残骸。
救助に当たる自衛隊員のようす。
500数人の棺が並べられた光景は驚きだった。
小説では イメージできない光景であった。
見終えたあとは
男の強い信念と正義を貫いた生き方に敬意を表する。
たしか4,5年前だったように思うが、
このモデルになった男性が亡くなられたときには 新聞にも報道された。
良かったでしょう~渡辺健は特に大ファンって事も無いですけど、良い役者さんですね
、
あのおでんやさんは 老舗だったんですね。品のよい雰囲気でおいしかったです。どうりで、予約してからいきました。
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見応えがありましたね。あの恩地の生き方偉いねえ、余韻にしたっています。