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こまどり日記

村上春樹の本

2009/11/11(水)
早朝、カーテンの隙間から外をのぞくと闇の中に シフォンケーキに粉ざとうを振ったように 雪がふっていた。

村上春樹の本
「1Q84」(イチ・キュウ・ハチ・ヨン)と読むらしい。
村上春樹の本_c0123031_5422017.jpg

あ~~、この分厚い本2冊をやっと読み終えた。
書評では高く評価されているし、賞もうけている。
が、こまどりは なんだかよくわからないし、おもしろくなかった。
村上春樹の本では 「羊をめぐる冒険」「ノルウェーの森」
を読んだくらいである。
翻訳のような軽快な語り口で 現代の若者、時代などを洒落た感覚で描いている。
氏はビートルズ世代で、学生運動、ジャズ音楽がかならず小説の背景にながれている。

「1Q84」とは 1984年のことをさしている。
この年に起こった オウム真理きょうの事件をさしているらしい。
冒頭から ヤナーチェックの『シンフォニエッタ』の音楽が作品の底辺にながれている。
こまどりは 知らない曲なのでイメージがわかない。
それに変わった手法の小説だ。
と、いうのは ムカシの映画でオムニバス映画というのがあった。
それと同じで、全然違う内容の小説二つが 交互に書かれている。
まあ、最後には 繋がるのだが。
ファンタジックというか、抽象画のような 小説だった。
by komadori2s | 2009-11-11 05:19 | 読書 | Comments(0)