2008年 08月 18日
語り琵琶
語り琵琶
昨日、8月17日は
小樽の 能楽堂 野外ライトアップコンサートで
「語り琵琶」の演奏を 聴きに いってきた。
演題は 小泉八雲原作「耳なし芳一」。
奏者は 伊藤哲哉氏
プロフィールをみると
北海道 浦河町出身、俳優、琵琶法師、1953年生まれ、とある。
映画出演では、黒澤明、伊丹十三、倉本聡、ほか 数多い。
舞台出演でも蜷川幸雄作品他かず多く出演なさっている。
能舞台は ほんのりと 明かりが灯されている。
観客席は明かりが消されて 暗闇である。
静寂。
お鈴(りん)の音(ね)が チリ~ン、間をおいて又チリ~ンと 四方から きこえてくる。
草のざわめき。
虫の声。
静寂。
舞台袖から奏者が音もなくそろり~、そろり~、と歩み出てくる。
琵琶の低い音色が闇に響く。
奏者の 低音だが力強く響く 美しい声で語りが始まった。
俳優でもある氏の 一人芝居の怪談は 恐ろしくもあり、美しくもあり、
1時間半にわたる 語りはすばらしかった。
和尚が 大きな声で 「ホーイチー」と叫ぶ場面など
ゾクッと 身震いするほど怖かった。
背景の夜空には 満月が光っていた。
私凄く怖がりなので怪談は苦手です、「「耳なし芳一」は特に、
訪問した時、今日は「まずい」と思ったんだけど文章と絵の上手さ
に、つい読んでしまいました、リアルに伝わってきて、
今日久振りに一人なのでこんな時間迄おきていたら、
もう怖くて眠れなくなりました、電気つけたまま寝ます(~_~;)
電気をつけたまま 寝ます、と言うのが 可笑しくて、フフフ・・・、笑ってごめんなさい。
アンテナ高いのねよく色々見つけてと言うか教えてもらうのか・・・興味深い所に出没してる。良い事だわ動ける時はいっぱい色々吸収した方はいいよね。
私もフラフラダンサーさんほどじゃないけれど駄目・・・。胸がどきどきして苦しくなってくる。映画を観ていて後15分位で終ると言う頃に外に出てしまったことがあるわ。
耳なし芳一は子供の頃夏に父が読んでくれた事がある。
耳に指を突っ込んで聞いたことがある。