2007年 12月 13日
「今年の漢字」
くもり
2007年の世相を漢字一つで表す年末恒例の
「今年の漢字」に「偽」がえらばれた。
私は、以前からこの漢字「偽」の成り立ちに
心理を見透かされているようで、驚きと不思議さをかんじていた。
人のため(為)に何かをすることは すべて、にせ(偽)である、と
なにかで読んだのである。
先人たちは人の心をよく捕らえているものだと感心している。
なるほどその通り、とうなずき
すべては 人のためではなくて、自分のためなのだということを教えられた。
あの食肉業者も「すこしでもみなさんに美味しい物を食べてもらいたい一心で研究をしてきました」と、
のべていたが、偽だったんですねー。
今年は食品をめぐる偽装が多かった。
漢字の由来は心理学を読むように面白い。