2007年 09月 17日
蜘蛛は芸術家だった
2007/09/17(月)
敬老の日で祭日
今日は敬老の日である。
自分も間違いなくその年令に達しているのだが健康なせいか年寄りの感覚がない。
昨日の教育テレビ ”日曜美術館”では日本画家で89歳になられた”堀文子さん”がでられた。
「自然の中に暮らしていると、虫や鳥たちと同じく、自分も自然の一部なのだなと本当にわかるんですよ」と優しく語りかける一言一言に、感動した。
堀さんがご自宅の庭に、蜘蛛の巣に霧吹きで水をかけ、巣に水滴がつきキラキラと美しく輝くのを見せて、
「ほら!とってもきれいでしょ!!!」
「蜘蛛は工学部も出ていないのになんてすごいんでしょう」
少女のように瞳を輝かせる姿が印象的であった。
ふわふわと飛んでいく タンポポのわたげにも
ミジンコや枯葉にも命の姿をとらえ科学者のように静謐だ。
堀さんは タンポポのわたげを花瓶にさして飾っていた。
あの ふわふわと舞いちるのをどうやって?と、思ったら女性が髪を整えるときに使う”ヘアースプレー”を吹きつけたそうだ。
また、わたしは蜘蛛の巣は悪者のように箒で取り払っていたので蜘蛛にすまない事をしたような気持ちになった。
私も、いつまでも好奇心と感動の気持ちを持ちちづけたいと願っているのだが。
今日の絵は自分のイメージして描いてみた。
たしかに蜘蛛は大学の工学部も出ていないのに、見事な巣というかネットを作りますよね。 芸術的なセンスが、おありのようです。
いったい誰(?)に教わったのか、不思議ですが、これも本能というものなのでしょうね。
神様は不思議な能力を与えたものですね。なんだか、蜘蛛に尊敬の稔が湧いてきました。
「クモの巣」「タンポポの綿毛」を細やかに表現なさいましたね。
私も昨年、クモノ巣をU大写真展に出しましたよ。
とうきび も美味しそう♪
嘉子さんのコンサートも、お聴きしたかった・・次回は教えてくださいね。
今年の文化祭にはどんな写真かな?楽しみに拝見させていただきますね。