2010年 03月 28日
土とともに
夕べは横殴りの猛吹雪。
夕べも咳がひどくて夜中の3時に起きてしまった。
PCを開いてメールチェックなどする。
土とともに
早朝のテレビをみていたら オカリナ奏者の “宗次郎”がでていた。
彼は茨城県の山村の広大な一角に家をたて そこで自給自足の生活をしている。
「わたしは 土にかかわる仕事を一生していきたいんです」
と、刺し子の作務衣 をきて農夫の姿で肥料を蒔いている。
主に、農業とオカリナのせいさく。
そして演奏活動。
畑には 青々としたおいしそうなブロッコリーや、チンゲンサイが育っている。
そして工房では オカリナの粘土をこねている。
いままでに1万個以上ののオカリナをつくってきたが 気にいった音色は12~3個だそうだ。
森のなかで奏でるオカリナの音色は自然と一体になってなんといいのだろう。
自分もこの宇宙のなかに溶け込んでゆく感じがした。
ずいぶん昔だが 髭爺さんと(そのころは若かった)宗次郎の演奏をききにいったことがある。
二人とも感動して若かった彼は 独学だがオカリナをはじめた。
時々、藻岩山の森に行って練習をしているようだった。
うまいとは言えないが、楽しんでいる姿がよかった。
今では詩を忘れたカナリヤではなく雀ぐらい。
土の神様の申し子のような、宗次郎が いいなあ~とおもった。
土って偉いとおもう。
母なる大地ともいう。
土でできたオカリナの音色は 天と地をつなぐ会話なのだろう!
生まれ変わったら 自然と土にかかわる生き方をしてみたい!